社内LANで手軽にメッセージやファイルを高速送受信できるシンプルな定番メッセンジャー。
社内LANで手軽にメッセージやファイルを高速送受信できるシンプルな定番メッセンジャー。
票 (7票)
プログラムライセンス 無料
開発者/メーカー Haruki Shiraizu
バージョン 5.7.3
次のOSで利用可能 Windows
票
(7票)
開発者/メーカー
Haruki Shiraizu
次のOSで利用可能
Windows
プログラムライセンス
無料
バージョン
5.7.3
IP Messenger は、社内LANなど閉じたネットワーク内で使うことを前提にした、ポップアップスタイルのメッセージ通信ソフトです。TCP と UDP/IP をベースにし、サーバー不要で動く軽量な設計が特徴で、クラウドを介さずにやり取りしたい場面に向きます。
社内ネットワークで短い連絡を素早く回しつつ、ファイルやフォルダーも同じ流れで受け渡ししたい人におすすめです。
サーバー不要で成り立つ、LAN向けの割り切り
IP Messenger の根っこにあるのは、サーバーマシンを必要としないメッセージングという割り切りです。LAN内での連絡手段を用意したい一方、管理用サーバーや外部サービスへの依存を増やしたくない環境では、この設計が扱いやすさにつながります。IPv6 マルチキャストにも対応し、条件が合えばルーター越しのメンバー検出を助ける仕組みも用意されています。
「封書」「ロック」など、伝え方を選べるメッセージ
送受信はシンプルですが、送り方の選択肢があります。封書として扱う設定や、パスワードで開くロックをかけたメッセージに対応しており、内容に応じて見せ方を変えられます。タスクトレイから不在モードなどにアクセスできる点も、業務中の運用を想定した作りです。加えて、複数宛先への返信や、不在切り替えや送受信に関する専用コマンドといった細かな機能も用意されています。
ファイル転送、スクリーンキャプチャまで一つの道具で
テキストだけでなく、ファイルとフォルダーの転送に対応しているのが実務では大きな強みです。メッセージ内に画像を埋め込めるほか、スクリーンキャプチャと簡単な描画編集も備えており、状況共有を短い往復で済ませたいときに役立ちます。相手側の端末が非アクティブな場合に送信を待機させる送信キューもあり、タイミングのズレを吸収する考え方が見えます。
ログビューアで、やり取りを「見返せる」
IP Messenger はログを読む体験にも力が入っています。ログビューアはタブ表示やテキスト検索に対応し、画像を含むログも扱えるため、後から確認する運用と相性が良好です。マーカーやお気に入り、コメントといった整理のための機能があるのも、単なる履歴以上に使い込みたい人には魅力です。
運用上の注意点
ファイルやフォルダーの転送は、受信側の操作が前提になります。また、送信側で再起動が入ると添付に関する情報が失われ、受信側で取得できなくなる場合があるため、転送の扱いはルール化しておくと安心です。外部サービスへのメッセージ転送機能も用意されていますが、転送範囲を制限したい場合は Pro 版の利用が案内されています。
高評価
- サーバー不要でLAN内の連絡手段を用意でき、クラウドを介さない設計
- ファイル/フォルダー転送、画像埋め込み、スクリーンキャプチャなど、業務連絡に必要な道具がまとまっている
- ログビューアが充実しており、検索や整理を前提にした運用に向く
低評価
- ファイル/フォルダー転送は受信側の操作が必要で、状況によっては完了まで待ちが発生する
- 送信側の再起動などで添付情報が失われ、受信側で取得できなくなるケースがある
- 転送範囲の制限など、一部の要件は Pro 版の検討が必要になる